ついに日本参入が決定した最強コスパメーカー・Xiaomi(シャオミ)ですが、そのスマホに搭載されるのは純正のAndroid OSではなく、カスタマイズされたMIUIです。最新のMIUI 11はAndroid 10をベースにしたOSですが、外観や使い勝手はどうなのか手持ちのMi 9Tでレビューしていきます!
外観
まずは外観です。ロック画面はこんな感じ。
指紋マークは画面内指紋認証の位置です。ロック画面の時計は3種類からデザインを選べます。通知を表示させるかどうかの選択も可能。
デフォルトのホーム画面がこれ。僕はふだんMicrosoft launcherを使っているけど。
ごちゃごちゃしてなくて親しみやすいUIだと思います。角が取れた四角いアイコンは、純正AndroidよりもiOSに寄せていますね。ステータスバーのアイコンも純正からカスタマイズされてますね。ただしデフォルトのホームはアイコンが変更できないようになっているなど、カスタマイズ性は低め。いじりたいなら他のランチャーアプリを入れる必要がありそうです。アプリボックスの有無も選べます。
通知パネルはこんな感じ
5つの設定と輝度と通知が出てきます。5つの設定はもちろんカスタマイズできますが、列数は固定なのが残念。5つはちょっと少ない。ここはHuawei のEMUIのほうが使いやすかったかなあ。
通知についても、Huawei は例えばLINEの通知を引き出せば続きを読めたけど、Xiaomiは1行文しか読めないのが残念な点。
ダークモード
MIUI 11はダークモードもサポートしているのでホーム画面や通知もダークにできます。
これで有機ELディスプレイなら電池の節約になるので、僕は基本ダークモードに設定しています。ChromeやInstagramなどのアプリも自動的にダークモードになりました。LINEはそのままでした。純なAndroidじゃなきゃダークにならないのかも。
アンビエントモード
ロック画面の他に、常に画面を点灯させておくアンビエントモードがあります。
Always on displayという名前もありますね。デザインはけっこうな数から選べて、時計の他に通知アイコンも表示させられます。
使った感じ電池持ちはほとんど変わらないのでオンに設定しています。おしゃれだし、iPhoneにはない機能でかっこいい。
ジェスチャー操作
従来の3ボタン式も選べますが、ジェスチャー操作が使えます。慣れたらこっちのほうが使いやすいですね。ただGoogleアシスタントの起動と画面分割がしにくいのが欠点です。今まではホームボタン、タスクボタンの長押しでできましたがひと手間増えた感じです。
カメラアプリ
カメラはこんな感じ。
なんというか普通です。普通に使いやすいです。パノラマ・タイムラプス・スローモーションにも対応しているので誰にとっても不満はないと思います。
シャッター音はオフにできます。海外スマホのイイところですね。
ちなみにXiaomiはDxomarkで現在世界ランク1位なので写真のソフトウェア処理はめちゃめちゃいいですよ!
ギャラリーアプリ
ギャラリーアプリはこんな感じ。アップデートでiPhoneのように動画再生時にタイムラインがでるようになりましたが、アプリ自体の使い勝手は微妙です。タイムラインの幅がでかすぎて動画が見えなくなるし、再生中の拡大もできないです。一番改善して欲しいアプリですね。
サウンド編集
音量の操作はこんな感じ。音量ボタンを押して操作できるのはメディアの音量のみです。動画や音楽を再生していないときにいじっても、メディア音量しか変わりません。
通知のボリュームを変えるときは、…を押してから画面上でバーをスライドさせるので、ここでも音量ボタンはメディアのみです。 バイブレーションは通知パネルを引き出してオンオフを選びます。 この使い勝手は好き嫌いがわかれそう。
確かに、通知音量って常にいじるもんじゃないし「通知音大きくしておこう」っていう場面あんまりないしね。個人的にこのシステムは悪くないと思います。
ちなみにこのホーム画面はMicrosoft launcherでカスタマイズしたやつです。作り方はこちら!
まとめ:正直普通のOS
他と比べて優れてたり劣ってたりする部分がそれぞれあるので、普通のOSかなといった印象です。OnePlusのOxygen OSみたいに好評価ではないしね。