大学生で互いに一人暮らしだと、半同棲みたいになるカップルは多いですよね。コロナ禍でおうち時間が増えたので、半分どころか9割同棲みたいな感じの人も多いのでは。
僕らもそんな感じで、互いに一人暮らしするより新しく家借りて同棲したほうがもろもろいいんじゃね?ってことで同棲することにしたので、実体験をもとにいろいろ書いていきます。
今回はとても大事な「お金管理」について。
同棲というかルームシェアだよね
そもそもですが、同棲といっても、大学生同士なので収入は仕送りとバイトしかないわけで、やっていることはルームシェアだと思います。
大人の同棲≒事実婚、大学生の同棲≒ルームシェアと考えて違いを述べると、
- ・家計は別
- ・賃貸の借主名義は本人たちではなく、どちらかの親
- ・別れたときのことも考える
この3つが大きく違うことと思います。今回は、1つ目の「家計は別」について詳しく書いていきます。
ちなみに、2つ目の借主については、別の記事を書きますのでそちらを見てください。ざっくりいうと、大学生は収入が足りてないから本人たちでは家を借りられず、親に契約してもらうことが必須になります。
つまりはすべて割り勘
「家計は別」、言い換えると「二人のものは全部割り勘、個人のものは自腹」です。
本業は学生なので、当然自分ともうひとりを養うだけの財力はないと考えます。その前提がある以上、割り勘で買うものと自腹で買うものは、きっちりと分けたほうが良いと思います。
例えば、ざっくり「食費は割り勘ね」ではなく、僕が食べるオートミールは僕が、彼女のグラノーラは彼女が払うのがベターです。二人で食べる肉や卵や野菜は割り勘です。
ここで、肉や米を食べる量は僕の方が多少多くなります。あまりにも食べる量の差が大きい場合は別ですが、僕たちの場合は言うて少しの違いになるので、彼女の好きなお菓子を割り勘で買ったり、お出かけでなにか買ってあげたり、それで互いに納得します。
共用・自分用の支払い方
さて、上で述べたようなお金管理をするときに、何が一番スマートかを考えます。出た案は3つでした。
- 現金主義:共用財布をつくり、共用・自分用の2つの財布を使い分ける。
- レシートで管理:その都度レシートを集め、月末に精算する。
- アプリで管理:カップル用のお金管理アプリで口座とデビットカードをつくり、すべてそれで払う。
- クレカで管理:家族カードは作れないので、それぞれが共用のためのクレカを作り、すべてそれで払う。
結論から言うと、僕たちは3の「クレカで管理」を採用しました。
とりあえずそれぞれのメリット・デメリットを見ていきます。
1.現金主義:共用財布をつくり、共用・自分用の2つの財布を使い分ける。
二人で使うお金を最初に集めておき、そこから財布に補充する方法です。
メリット:自分が使った額が感覚的にわかり、浪費防止になる
デメリット:財布を2つも持ち歩くのが面倒くさい。キャッシュレスが使えない。
まず財布が2つになるのが面倒くさいし、自分用財布しか持っていないときに買い物ができないのも面倒くさいのがデメリット。コンビニで財布出したくないし。
2.レシートで管理:その都度レシートを集め、月末に精算する。
共用のものを買ったレシートを集めておき、まとめて精算する方法です。
メリット:自分と相手が何を買ったかわかる・現金でもカードでも払える・共用も自分用のものもまとめて買える
デメリット:レシートを集めておくのが面倒くさい。月末に精算するのも面倒くさい。
なにを買ったかわかるので、どこまでを共用とするかのすり合わせができるのは大きなメリットです。また支払い方法も自由なので、レシート管理が面倒じゃない人にとっては一番正確な方法だと思います。
3.アプリで管理:カップル用のお金管理アプリで口座とデビットカードをつくり、すべてそれで払う。
B/43のようなアプリを使えば、VISAデビットカードを2枚発行して、共用の口座から引き落としに設定することができるようです。また家計簿機能もついてるので、支出の管理もできそう。
メリット:自動的に計算してくれるので楽・キャッシュレスで使える
デメリット:クレジットではなくデビットカードなので、公共料金や一部のお店の支払いに使えない・現金のみのお店のとき困る
デビットカードが使えないお店で困る場合を除き、ほとんど完璧な方法だと思います。
後述しますが、このデビットカードが使えない場合がある、というのがこの方法を諦めた理由です。
4.クレカで管理:家族カードは作れないので、それぞれが共用のためのクレカを作り、すべてそれで払う。
それぞれの名義のクレカを作り、それは共用の買い物にしか使わないと制限する方法です。
メリット:ほとんどのお店で使える・Apple Pay・Google Payに登録すれば、IDやQUICPayなどタッチ決済もできる
デメリット:毎月の利用金額を精算する必要がある・現金のみのお店のとき困る
デビットカードよりも使える店は増えるものの、毎月支払い額を精算する必要がでてくるのがアプリで管理するより少し面倒。
なぜクレカで管理することにしたか
アプリ&デビットカードではなく、クレジットカードで管理することを選んだ理由として、
①近くの安いスーパーがデビットカード非対応 ②わざわざコンビニなどで財布(からデビットカード)を出したくない ③クレジットカードなら還元を得られる
①の、よく行くスーパーがデビットカード対応の有無はかなり重要です。せっかく共用口座を作ってデビットカードを発行しても、一番よく買い物をするところで使えなかったら意味がないですからね。余裕があれば、引越し先の近くのスーパーの下見もしたほうが良さそうです。
②の、コンビニで財布を出したくないというのは個人的な理由になりますが、クレカならiD等設定できるので、例えば「PayPayは私用、iDは共用」という使い分けや「QUICPayは私用、iDは共用」という使い分けができます。
PayPayの別アカウントを設定して共用とすることも考えたのですが、家族カードのように一つの口座からチャージするのは難しそうなのでやめました。
③はそのままですが、例えば楽天カードなら100円につき1ポイント貯まるので普通に嬉しいです。
クレカで管理の問題点と解決策
デメリットとしては、①毎月精算する必要がある ②カードによって締日が違うことがある ③カードが使えない店がある の3つがあると思います。
①の毎月精算の必要がある ですが、それぞれのカードの支払額が確定した段階で、同じ支出となるようにすり合わせが必要です。
②の締め日が違うことがある ですが、例えば楽天カードなら締め日が25日、支払いが翌月27日と決められていますが、三井住友VISAカードなら15日の場合と月末の場合があり、それぞれ支払日も異なります。
このようにカードによって締日が異なる上、締日・確定日・支払日が設定されているのでどのタイミングで精算するのか、よくわからなくなってします可能性があります。
解決策としては、毎月の精算する日をお互いに決めておくのが無難です。
③については、後述しますがほとんど問題になることはありませんでした。
実際にクレカで管理してみて
同棲を始めてから最初の約1ヶ月は共有家計簿アプリで記録をしていましたが、その後クレカ管理に移行しました。
感想としては、逐一入力しなくていいから楽です。
家計簿アプリに入力する場合は金額を覚えるかレシートをとっておいて後で入力する必要がありましたが、クレカであれば決済するだけなので。
入力忘れがなくなる安心感が一番のメリットかなと思いました。
逆にデメリットとしては、わざわざ家計簿に記録する気が起きないので何にいくらくらい使ったのかがわからないという点です。してもしなくても精算できるなら、記録しないですもんね。
他には、クレカが使えない店での買い物ですが、困ったことは一度もなかったです。そもそもクレカが使えない店って飲食店以外ではダイソーくらいしかないので、どっちかが払って割り勘分はペイペイで送金すれば解決できてしまいます。高い買い物をするような店はほぼ確実にクレカを使えるので、「クレカが使えないときはその分だけ精算」が忘れずに済む方法だと思います。
飲食店でクレカが使えなくても、友達と行くときと同じようにその場で割り勘できますしね。
まとめ:クレカなら楽だしお得
別の記事で一人暮らしのときと同棲をしたときの生活費がいくらぐらい変わるのかまとめてみましたが、生活費のほとんどは食費と固定費なので、その支払いをカードでしてしまえば記帳の必要もなく楽だし、かつ使えば使うだけお得になるので、迷ったらクレカで支払い管理をするのはおすすめです。
ただし金銭感覚があまりにずれていると衝突の原因になるので、最初は家計簿つけてみてもいいかもね~。
楽天カードなら大学生でも審査に通るし、今なら5,000P貰えるのでおすすめです。