大学生は実家を離れて一人暮らしをする人も多いですが、アパートやマンションに下宿するか、大学の寮に入るかは迷うところです。実際、寮生活はどんな感じなのか、なぜおすすめなのかを紹介します。
下宿と比較【部屋】
一番大事なのは自分の部屋です。最低限、友人を呼べるくらいは欲しいですがどうでしょうか
寮の部屋は1R
キッチンとリビングの仕切りがあるのが1K、無いのが1Rです。寮の部屋にキッチンがある場合は1Rがほとんどです。参考に神戸大学住吉寮の見取り図をどうぞ
ドアを開けてすぐにキッチンとユニットバス、その奥にリビングという配置です。実際の玄関からはこんな感じ。
アパートに多い1Kと比較すると部屋はかなり狭いです。ベッドの横に布団が一枚ちょうどひけるかどうか、くらいの広さしかないので床でゴロゴロはできないですね。
負け惜しみみたいですが、この広さも慣れれば快適だしほとんど歩かなくても生活できて良いですよ。
結構キレイ
寮はボロボロで汚いんじゃないかと大体の親は心配しますが、想像以上にきれいです。最近に改修された寮も多いみたいですね。
住吉寮は2012年ごろに改修が入っていて、築7年みたいなものなので不快感は全く無いです。ゴキも一度も出ていません。イノシシは出るけど
ユニットバス
もちろん(?)ユニットバスです。
バスタブは狭くて足を伸ばせないので、お風呂でゆっくりしたい人はきついかも。帰省したら実家の風呂が広くて感動しました笑。でも一人暮らしってあんまりお湯につかんないのではないでしょうか。夏場のシャワーは全く問題ないです。
トイレはめちゃくちゃ狭いです。座ると眼の前がドア。最初は全然慣れなかったです。もちろんウォシュレットや温座もないのです。ただの便器ですね。
広さは賃貸だが、慣れれば楽。ユニットバスは狭い。
費用面
大学の寮は家賃が安いですが、他にもお金はかかります。
家賃はかなり安い
寮の家賃はかなり安いです。各部屋のトイレ・キッチンの有無などによって家賃は変わるので一概には言えないですが、1万円以下のところが多いようです。当然、敷金礼金なしです。
住吉寮はキッチン・ユニットバス完備と設備が整っていることもあって月2万円と高めです。
初期費用を抑えられる
寮には机・ベッド・クローゼット・冷蔵庫・エアコン・洗濯機など必要なものが備え付けられています。これを全部揃えると結構な金額なので、備え付けは嬉しい。
圧倒的に安い
寮の雰囲気・制度
昔の寮は右翼や左翼の巣窟みたいなイメージがありますがどうでしょうか。
そんな奴いない
寮には政治のかけらもないです。別に活動が禁止されているわけでは無いと思いますが、今どき大学内でもなかなかいないので、安心して大丈夫です。
当番制とかもない
小学校みたいな掃除当番とか、そういう制度はないです。これは寮によって違いがあると思います。住吉寮は清掃員さんが掃除をしてくれるので、寮に縛られないです。
そもそも隣人を知らない
これも寮によって違うと思いますが、住吉寮では隣人を知らない場合が多いです。僕は角部屋&隣が空き部屋で隣人というものが存在しないのですが、友達も隣人と喋ったりはしないようです。
したがって上下関係とかも全くないです。
イベントあり
新しい寮生の新歓やバーベキュー大会もあったりします。寮祭をやっているところもありますね。参加は自由でイベントが好きかによると思いますが、楽しいので僕は好きです。
雰囲気はほとんどアパート。上下関係もなし。
友達はできるか
寮なら仲良い友達もできて、いつでも遊べそうですがどうでしょうか
寮は仲良くなる
実際に寮ではかなり仲良くなります。用があったり暇なときはラインせずにそのまま部屋に行きますね。なにか貸して欲しいときもすぐに借りれるし、ワールドカップも一緒に楽しめます。飲んでいてもすぐに帰れるのもいいところですね。
一人が寂しい人は寮に向いていると思います。
プライバシーは微妙
こっちが何していよと向こうは部屋に来るので、プライバシーというか個人はあまり守られないかもしれません。自分の時間を邪魔されたくない人は寮に向かないと思います。ただ僕も最初はそうでしたが、すぐに慣れました。嫌だったら追い返せばいいですしね。
外国人との交流は自分次第
留学生もいるので交流も期待できますが、ここは完全に自分次第です。しゃべる必要があるシステうはないので、歓迎会やバーベキューなどのイベントで自分からしゃべりかけましょう。外国人はパーティーが好きなようで、寮のイベントにはかなり来るので、意外としゃべるハードルは低いと思います。
仲良くはなりやすい。あとは自分次第で好きなようになる。
まとめ
住居としてみてもコスパは最高
単純に住む場所としてみても寮はコスパが良いと思います。設備は家賃なりだったりしますが、その分お金を好きなことに使えるし、住めば都ですね。
さらに寮ならではのイベントや交流もあるので、寮はかなりおすすめします。すでに友達が寮生ならば、中途入寮も考えてみてはいかがでしょうか。