東京藝術大学音楽学部器楽科に受かるには?現役合格生が答えます

日本で唯一の国立総合芸術大学である、東京藝術大学。変人の巣窟とか入学したら病むとか言われているうえ、King Gnuの井口さんによってそのイメージにさらに拍車がかかっている気がしますね。

そんな日本最高峰の芸術学生たちが集まる藝大は実際やばいところなのか?そもそもどうやったら受かるの?ってことで実は東京藝術大学音楽学部器楽科オーボエ専攻に現役合格してた姉に聞いてみました!

経歴とか


小林加奈(@kana_kobayashi)1997年生まれ、千葉県出身。

小学3年生:市立小学校の管弦楽部でオーボエを始める。

中学生:市立中学校でも吹奏楽部に所属。第17回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト第1位、第15回日本ジュニア管打楽器コンクール銀賞。

高校生:東京音楽大学付属高等学校に進学。

大学生:東京藝術大学器楽科に進学。2020年4月卒業。現在リューベック音楽大学修士課程に在学中。

浜松国際管楽器アカデミーに参加、選抜コンサートに出演。一般財団法人瀬木博尚記念芸術文化振興会短期海外研修奨学生、2019年度一般財団法人ヤマハ音楽振興会奨学生など。

ざっくりとした経歴はこんな感じです。

弟の僕はなんの賞もとったことないのにな

やっぱり家族も音楽をやっていた?

藝大だなんていうと両親や家族も音楽やっていたりすると思うかもしれませんが、うちの家族は全然そんなことありませんでした!母が高校のときに吹奏楽部だったくらいで、むしろ父と僕は音楽センスゼロなんで!

僕も小学校のときに姉につられて一瞬、管弦楽部に入っていましたが上手くもないし正直おもしろいとも感じなかったので辞めてしました笑。父はクラシックのくの字も知りませんね(たぶん)。

姉いわく、音高に進学することも素直に賛成されたわけじゃなかったらしいです。中学の段階で自分の進路を決めるのはなかなか大きい決断だなと思います。

あと金持ちな家じゃないです。僕は家賃2万の寮に住んでるくらいなんで泣

多少の知識はあったが音楽一家ではない

藝大に入るまでの過程は?

”芸術”という点数化できない分野で入試を行うため、藝大の合格はコンクールのそれとも少し毛色が違うらしいです。

よくある合格までの過程としては、藝大で教鞭をとっている先生に直接教わること。これは教え子だから合格させるという意味では決してなくを合格できるものの、藝大の先生に教わるのが一番確実で近道であるということらしい。

でも詳しいことは学科や楽器によって違うらしい。詳しくは後ろにも書いていますが、姉は受験前は藝大の教授には教わっていませんでした。

また、藝大の入試は1次、2次、3次試験に加えセンター試験があるのでめちゃくちゃ長期戦であるうえ3回も合格発表があるのでメンタルがやられるらしいですよ。

3次試験で行われるソルフェージュはそれに向けた対策が必要なので、楽器とは別でレッスンに通う必要があるみたい。姉も高校のときはソルフェの予備校に通ってました。藝大志望が集まってるらしい。でも3次まで通らなければせっかくのレッスンも無駄になってしまうのが残酷ですね。

センター試験は何割取らなきゃいけないとか公表されていないので目安はわかりませんが、近年は5割が必要(っていう噂)があるって。ちなみに姉は自己採点したらカスすぎて記憶から消したらしい笑。

センターのせいで落ちるなんてこともありえそうなので過去問くらいはやっておいたほうが良さそうです。

入試はコンクールではない/センターやソルフェも必要/教授に教わるのがベター

どんな先生についていた?

最初に師事したのはK先生で、中学1年のとき。このころから藝大を意識し始めて、そのとき通っていたピアノ(ソルフェ)の先生がK先生を紹介してくださったって。このとき、たまたま小学校の管弦楽部でも講師として赴いていたらしい。先生には中学3年間師事します。

高校は東京音楽大学付属高等学校です。高校で師事したのがY先生(東京音楽大学准教授、当時)。Y先生はK先生の先生であり、師事したかったので東音付属を選びました。なので高校受験は専願で、藝大付属は受験しなかったって。

藝大の教授とつながりはなかったため、高校3年のとき藝大の小畑義昭教授(当時)の演奏会あとに楽屋に挨拶に行ったものの、結局高校のときに教わることはなかったそうです。

小畑先生には大学1年のときに教わり、2,3,4年次は吉井瑞穂准教授(現在)に師事します。大学時代は吉井門下ってことだね。藝大オーボエ専攻の常勤講師は一人までだそうで、在学時は小畑先生が教授で吉井先生が非常勤だったそう。小畑先生の退官に伴い吉井先生が准教授になられました。

また、高校のときに出会うのがディートヘルム・ヨナス先生(リューベック音楽大学)。高校2年のときに参加した浜松国際管楽器アカデミーで一目惚れしたらしく、藝大に落ちたら本気でドイツに行く気だったらしい。藝大に進学後もドイツに行ったりしてコンタクトは絶やさなかったって。ドイツは定員が決まっているらしく、そういう情報も得ていたようです。藝大卒業後はヨナス先生に師事するためリューベック音楽大学に進学しました。

中学1年からレッスンを受ける/先生で学校を選ぶ

藝大付属高校や藝大院は?

ちなみに藝高は1学年40人のみのエリート集団らしいですよ。こちらの入試も2次まであって過酷そう。進学先は9割が藝大なので、藝大を目指す中学生が全国から集まるって感じらしい。

といっても、エスカレータではなく一般の人と一緒に受験するので普通に落ちる人もいるって。ただ前述のように普段から藝大の先生に教わっているわけなので、入試において大きなメリットになるようです。

あとは大学生と同じ授業を受けたり、テニス合宿とかセンター対策もしてくれるらしいよ。

藝大院も同様にエスカレータではないです。学部生はほとんどが院試を受けるにも関わらず定員が少ないのでかなりが落ちるらしい。学部生でも行けないとは恐ろしい。また合格者のほとんどは学部生なので、外部からの受験では相当上手くないと無理だって。

修士課程ではだいたいみんな仕事をしながら頑張る感じらしいです。

普通に落ちる

合格するのは大変そうだけど大学は普通に楽しそうです

藝大の入試は、やることも対策も普通の大学とは違ってかなり特殊だということがよくわかりました。僕の勝手な印象ですけど、藝大生は勉強的にも普通に頭良さそうです。

ちなみに藝祭も行きましたが、めちゃくちゃ楽しいですよ!お酒も飲めるし最高!

大学
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